認知症リスクをノックアウト!日本一、よく眠れているシニアがいるのは何県?

「睡眠ランキング」2021年8月度都道府県ランキングから見る、65歳以上の睡眠のポイント

オーダーメイド枕の店まくらぼ(運営:Futonto株式会社 本社:東京都町田市 代表取締役社長:齊藤 淨一 以下、まくらぼ)は提供する睡眠計測アプリ「睡眠ランキング」の計測データから、2021年8月に“質の高い睡眠をとっている都道府県ランキング”を発表しました。
いつまでも元気で過ごすために、認知症リスクに負けない質の高い睡眠をとるポイントを紹介します。

睡眠計測アプリ「睡眠ランキング」とは

目覚ましアラームとして使用することで、いびきの有無、就寝・起床リズム、美容、肥満予防など8つの評価項目を睡眠スコアとして100点満点で採点し、一晩の睡眠の質を分かりやすく見える化します。
​日々の睡眠の質を点数化した睡眠スコアは、月に1度ランキング化してアプリ内で発表され、全国ランキング上位3位までには豪華睡眠グッズがプレゼントされる無料携帯アプリです。

睡眠計測アプリ

2021年8月 都道府県ランキング発表!

2021年8月1日~31日「睡眠ランキング」都道府県100位以内の日本在住ユーザー、睡眠スコア+静寂スコアの平均値/3100点満点(月末時点のアクティブユーザー20名未満の県は除く)

  • 【1位】神奈川県(平均スコア:2366.0)
  • 【2位】東京都(平均スコア:2163.7)
  • 【3位】埼玉県(平均スコア:2015.2)
  • 【4位】静岡県(平均スコア:1572.3)
  • 【5位】岩手県(平均スコア:1569.0)

※2021年8月31日時点「睡眠ランキング」ダウンロード数:57,451件

まくらぼが提供する睡眠計測アプリ「睡眠ランキング」の8月度“質の高い睡眠をとっている都道府県ランキング”では、各都道府県で100位以内にランクインした65歳以上ユーザーは全体の5%を占めています。
一般的に年齢を重ねると「眠りが浅くなる」「ぐっすり眠れない」などの不眠症状が出てくることが多いと言われています。
65歳以上のシニア世代ユーザー全体の睡眠傾向を「睡眠ランキング」の2021年9月1日時点の計測データをもとに見てみました。

シニア世代に忍び寄るリスク。
平均6時間以下の睡眠を続けると、認知症リスク3倍!

図1:65歳以上ユーザーの平均就寝・起床・睡眠時間(対象人数:153名) 2021年4月「平均6時間以下の睡眠を続けると、認知症リスクが3割増加する」というニュースが発表されました(※2)。

良い睡眠は心身の疲労を回復するだけではありません。

睡眠中に分泌が増える成長ホルモンは若々しい健康な肉体を保つためにも重要な働きをすることがわかっており、睡眠は老化防止に効果的だと言われています。
まくらぼが提供する睡眠計測アプリ「睡眠ランキング」では、65歳以上ユーザー全体の平均睡眠時間は「6時間37分」だと分かりました(図1参照)。
これは2018年OECD(経済協力開発機構)による日本人平均が「7時間22分」と比べて短く、深刻な睡眠の状態が浮き彫りにされたと言えます。

65歳以上ユーザーの平均起床時刻の割合(対象人数:153名)

またそのうち、7割を超えるユーザーが5~6時台に起床していることが分かりました。年齢を重ねると、若い頃に比べて早寝早起きになる傾向になると言われています。
これは加齢によって血圧・体温・ホルモン分泌など睡眠を支える生体機能リズムが前倒しになるためで、それ自体は問題ありませんが、それによって不眠症状が引き起こされている場合は対策が必要です。
シニア世代ならではの問題を改善するための睡眠のポイントを見てみましょう。

※2 認知症リスクが3割高まる危険な「睡眠時間」(東洋経済オンライン)
https://toyokeizai.net/articles/-/425242

認知症に負けない!よい睡眠をとるポイントとは

①「光のコントロール」でぐっすり体質へ。朝早すぎる目覚めも防止

早寝早起きは良い習慣ですが、目覚めが早すぎて寝不足になったり、長時間の昼寝などで睡眠リズムが崩れがちになるとしたら問題です。
睡眠リズムを一定に保つポイントは、起きた時にカーテンを開けて朝日を浴びることです。
体内時計がリセットされ、その夜の睡眠リズムが整いやすくなります。
また日の出の早い夏季は、遮光カーテンなどを使って朝早すぎる目覚めを防止するのも効果的です。

②夕方に軽い運動を。起きている間はアクティブに!

夜、眠りが浅くなる原因としてまず考えられることは、昼間の活動量の減少です。
特に退職したり子どもが独立して仕事や家事が減ると、どうしても活動量は少なくなりがちです。
ウォーキングなどでアクティブに体を動かすことを心がけて、運動の習慣を身につけるのがおすすめです。
起床後11時間後は内臓の温度(深部体温)がもっとも高くなり、そのタイミングで軽い運動をすると、睡眠中の成長ホルモンの分泌が増えて睡眠の質が向上しやすくなります。

③夜は眠くなってからベッドに入る習慣を

年を重ねると、一般的に就寝時刻も早まると言われていますが、まだ眠くないのにベッドに入りダラダラと起き続けているのは睡眠の質が下がる原因のひとつになります。
脳が寝室を眠るための場所だと認識しなくなってしまうと、スムーズな入眠に入れなくなることがあります。
また、寝室の照明は暗めにしたり間接照明を使うなどして、眠る環境を整えることも大切です。

まずは、自分の日ごろの睡眠の傾向を把握してみましょう。
「睡眠ランキング」は枕元にスマートフォンを置いて、寝る前と起きた時にボタンを押すだけで、カンタンに睡眠の状態を把握することができるアプリです。
ぜひ家族や友人とゲーム感覚でランキングを楽しみながら、毎日の睡眠計測をスタートしてみてください。

▼睡眠計測アプリ「睡眠ランキング」
https://www.makulab.jp/suiminranking/

■Futonto 株式会社
所在地:〒194-0013 東京都町田市原町田6-27-19平本ビル
代表者:齊藤 淨一
設 立:2011年7月1日
まくらぼ 公式サイト https://www.makulab.jp/
Futonto公式サイト https://futonto.co.jp/
事業内容:オーダーメイド枕の店まくらぼを全国30店舗展開。一人ひとりのお客様に合わせたオーダーメイド枕を中心とした寝具の企画・販売にとどまらず、睡眠計測アプリの配信、睡眠学セミナー等の情報発信を行う。

■お問い合わせ先
Futonto株式会社 広報部 担当:坂野
TEL:042-732-6667